デザインを自分で作成する場合のポイント（画像の切抜き編）

はじめに：画像を切抜いてみよう

デザインで画像をレイアウトする際に必要な部分のみを使いたい時ってありますよね。
そんな時は切抜いて使用しますが、切抜きにもいくつか方法があるんです。

画像を切抜くには

フォトショップでは余分な背景などを切抜いて必要な部分だけを使用する為の方法があります。
その方法の一つがペンツールによる切抜きです。
その手順をご紹介します。

こちらにパンとお皿の画像があります。
この2つの画像を合成してお皿にパンを乗せる為にはパンを切抜く必要があります。
パンをペンツールで切抜いてみましょう。

ペンツールで切抜こう

ペンツールを選びパンの輪郭をなぞってパスを作成します。
ペンツールの使い方は「デザインを自分で作成する場合のポイント（ペンツール編）」を参照にしてくださいね。

デザインを自分で作成する場合のポイント（ペンツール編）

ペンツールを選択。ペンツールで輪郭のパスを作成したらパスを選択範囲として読み込み、パンをコピーします。
フォトショップは選択範囲を使用することが大変多く、選択範囲の役割は選択範囲内にのみ効果を適用したりすることです。

パスを作成。

パスのウインドウ内の作業用パスを選択した状態で右上四本線マーク内（パネルメニュー）の選択範囲を作成を選びます。

ぼかしの半径は0pixelでOKを選択。

パス（青線）が選択範囲（点線）になり作成されます。
⌘を押しながら選択範囲を作りたいパスを押すとショートカットできます。

赤枠のクイックマスクモードで編集を押すと選択範囲外が塗りつぶされて切抜き具合の確認ができ、もう一度押すと戻ります。
キーボードのQでショートカットできます。

編集からコピーを選び選択範囲内をコピーします。
キーボードの⌘Cでショートカット。

お皿の画像を開き画面上部の編集からパンをペーストして色味やサイズを調整後にドロップシャドウを入れれば完成です。キーボードの⌘Vでショートカット。

まとめ：パスで画像を切り抜いて、デザインの幅を広げよう！

今回はペンツールを使用して切抜く方法をご紹介しましたが他にも「自動選択ツール」や「クイック選択ツール」、「選択とマスク」など用途にあった切抜きで時短かつ綺麗に切抜ける方法があります。
ただパスを作成しておくことで選択範囲の使い勝手は良くなるので切抜きの基本とも言えるこの作業は覚えておくと色々な作業に活用できます。イラストレーターに切抜いた状態の画像を持っていったり、様々なデザインのレイアウトにも使いやすくなるのでぜひマスターしてくださいね！

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