デザインを自分で作成する場合のポイント（ペンツール編）

はじめに：ペンツールとは

イラストレーターでオブジェクト（パスで作成した図形）を作成する場合に使用するのが「ペンツール」です。
ペンツールはポイントを打ってそれを繋ぐことで図形を作成します。それをベジェ曲線と言います。ベジェ曲線で構成されるペンツールの機能を確認していきましょう。

ペンツールでできること

ペンツールにはオブジェクトを作成する為の4つのツールがあります。
メインで使用するのはペンツールですが他のツールも頻繁に使用します。
その為、わざわざツールを選んで持ち替えていては作業効率が悪くなるのでショートカットを覚えましょう。

ペンツールを選んだらクリックすると「アンカーポイント」を打つことができます。そのまま別の場所にもアンカーポイントを打つとポイント同士を線（セグメント）が繋ぎます。
それらをまとめて「パス」と呼びます。そのパスを形成して図形（オブジェクト）を作成します。

アンカーポイントを打った際クリックしたままマウスをドラッグするとハンドルが現れます。セグメントを曲線にしたいときはハンドルの角度や長さで曲線を調節します。

ダイレクト選択ツールでハンドルを調節したいアンカーポイントをクリックします。
選択したポイントとセグメントのハンドルが現れるので、アンカーポイントツールに持ち替えてハンドルをクリックしたまま希望の角度や長さに調節します。

ペンツールの動きを覚えよう

ペンツールを使いこなすにはポイントとセグメント、ハンドルの動きを覚えることが重要です。
ベジェ曲線をスムーズに描画する為に一時的にツールを持ち変えるショートカットも覚えると便利です。
※ツールパネルから選ばずに一時的にツールを変更することで、描画が中断され次の線が途切れることがなくなります。

ペンツールの便利なショートカット

ペンツールの動きを動画でご紹介

まとめ：美しいベジェ曲線のマスターを目指しましょう！

イラストレーターで作業する上でペンツールは欠かせないツールです。
アンカーポイントの位置でセグメントの長さや形も決まります。特に曲線はハンドルの長さや向きで大きく変わるので、どういう動きになるか数をこなして感覚で覚える必要があります。
美しいベジェ曲線を描画出来るようにまずは簡単な図形をモチーフに練習をして、様々なオブジェクトの作成にも挑戦してみて下さいね！

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