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文字サインをお考えの方で、予算を抑えたい方に是非読んでいただきたいです。他の金属系の文字サインよりお安く作れる事がほとんどですが、実は・・・という必ず覚えておきたい事もあるので、是非是非最後まで。
ひとことで言うと、少し硬めのスポンジみたいなものです(『激落○くん』が硬くなったというか、密度がつまったというか、そんな感じです!!)。低発泡ウレタン樹脂を文字の形に型どったものがカルプ文字と呼ばれるものです。文字以外にもロゴマークの形状、装飾としての模様として用いられることもあります。
カルプ材の厚みとしては10・20・30・50mm厚が一般的ですね。色は白・黒が一般的です。ここで言う色とは文字の断面(立ち上がり部分)のことを言います。表層は主にシートを貼ってお好みの色を着色します。
カルプ材だけでカルプ文字サインをつくることはほとんどありません。屋外の場合はなおさらで、カルプの表面にアルミ複合板を接着させて使用します。余談ですが、屋内の場合は塩ビ板を同様に施します。カルプに直接シートを貼る事ができないのでこの仕様になります。
カルプ文字の厚みの表記で、33mmとか11mmとかをご覧になったことはないでしょうか。カルプ30mm+アルミ複合板3mm=33mm。カルプ10mm+塩ビ板1mm=11mm。となるわけですね。
使えます。が、長持ちはしません。金属文字サインよりは安く製作できることがほとんどですが、個人的には正直オススメしません。
まず半年~1年ほどで使えなくなるほどはいかないと思いますが、カルプが痩せてきます。硬いスポンジみたいだったカルプが、硬化し指で押すと指の形でへこみ、あとがついてしまいます。押さえなければいいのですが、気づかぬうちにひと文字欠けていた、なんてことはカルプ文字のあるあるです。
じゃあなぜこんな記事を書いているの?となってしまうので、次にカルプ文字を屋外でなるべく長く使用する方法をお伝えします。
カルプ文字を屋外でなるべく長く使用するには、カルプを塗装でコーティングしてしまえばいいのです。塗装をかけることで、何も加工しないよりは長く使用する事ができます。塗装で皮膜をはることで、劣化のスピードを遅らすことができます。
ただ、加工に手間を要する→別途加工費がかかる→あまり安くならない→金属文字と似たような金額になることもあります。また、塗装を施す事で汚れを減らす事もできますよ!
先程も書きましたが、カルプの断面に塗装をする事をおすすめします。白いカルプを使用しても白い塗装をします。
たとえば表層が緑色(緑色のシートを貼った状態)で断面が白色のカルプ文字を製作する場合、カルプ+アルミ複合板+緑色のシートが層になった材料を用意します。それを文字型に加工します。さて、断面を白に塗装しよう。となった時に、緑色のシートに白色の塗装がかかったら大変。マスキングをしなくてはなりませんね。それも、カルプはスポンジっぽいと何度も書かせていただいておりますが、1回の塗装で完成なんてことはないんです。染み込むんです。吸うんです。カルプが。弊社だと少なくても3回は塗装してますね。乾かして塗り。乾かして塗り。を3回です。正直、手間も時間もかかるんです。
カルプの厚みも様々ですが、50mmのカルプとかになると、かなり高額になることもあります。結果的に、
基本カルプ文字は屋内での使用をオススメします。どうしても屋外で使用する場合は“塗装”をしましょう!また、想像していたほど安くないな~と感じた方は、ステンレス箱文字焼き付け塗装バージョンも見積もりをもらいましょう!我々も作るからには長く使っていただきたいので、ご予算に応じた一番長くお使いいただける仕様をご提案いたします。
お店やオフィスの雰囲気を壊さず、シンプルながらも存在感のある箱文字・切文字。文字だけでなく、マークやロゴを作ることもできます。店舗看板やオフィスの装飾までさまざまなシーンで活躍します。お気軽にご相談ください。
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