更新
更新
アルミニウムという金属、皆さんご存知ですよね?1円玉や缶ジュースの缶、アルミホイルなどアルミ製のものは溢れていてとても身近な金属です。そんなアルミニウム、一体どんな特長を持っているのかを紹介したいと思います。
まずアルミニウムの特徴といえばその軽さです。その重量は鉄や銅のおよそ1/3で、鉄の半分ほどの重さのアルミを用意すればおなじ強度をだすこともできます。
そしてアルミ二ウムは他の金属と比べても強度がありつつ加工がしやすいというのが特徴です。延ばす、曲げる、切断する、などの加工ができ、また成形後の追加工も比較的簡単にできます。ただし柔らかい分他の金属と比べて弱く、変形しやすいという欠点があります。より強度が欲しい場合、ジュラルミンなど強さを補ったアルミ合金というものもあり、そちらをつかうこともあります。
また鉄のような錆が出ない特徴があります。これは全く錆びないというわけではなく白い粉状のものが発生する錆び方をします。酸、アルカリ、塩に非常に弱く、環境によっては黒ずむなど腐食してしまうことがあるのでアルマイト加工を施すことがあります。
純粋なアルミは柔らかく看板の枠組みやスタンド看板には強度が足りないほか、元々錆びにくい金属ではありますが、長期的にみると錆びてしまうことから、それらへ対応するためにアルマイト加工されたものを使います。
アルマイト加工とはアルミの表面を一部酸化させ、酸化したアルミの薄い膜をつくることでアルミを保護し、より長持ちするアルミにすることです。
アルミはその軽くて丈夫なことから、スタンド看板から突き出しの電飾看板、ポスターフレームにバナースタンドと、幅広い看板にて使われています。
また、壁面や柱に取り付けるプレート看板で、元々は木製の角材を裏につけることで強度を出していましたが、木材よりも長持ちすること、アルミの角材は中空なこともありとても軽いことから今では木材の代わりにアルミの角材で枠を作り取り付けることが多いです。
プレート看板自体もアルミ複合板という板が使われていることが多く、コレも名前の通り表面にアルミが使われています。平滑性が高く、シートやフィルムを貼ったときにつきがよくきれいに仕上げることが出来ます。
さらに枠付きの看板を柱などに取り付ける際に使う部材(アングル・角バンド等)もアルミ製です。これらは軽さやコスト面、そして加工性の良さから選ばれています。
アルミの素地・見た目を活かした看板というのは多くないですが、アルミの性質を活かした看板はとても豊富で看板の基礎となる材料といえるでしょう。
安くて軽い、なおかつ加工したものは丈夫ということで看板のベースとなることが多いのがアルミです。いままで何気なく見てきた看板、街中で溢れかえっている物でも実はアルミ製のものが沢山あります。気になった方、興味が湧いた方は調べてみると あ、ここもアルミで出来てるのか!と意外な発見もあるかもしれません。
看板を設計・デザインから施工・撤去・処分までトータルで製作できる看板屋です。キュービックシティではデザイン・製作・施工・撤去処分をそれぞれの看板のプロが揃っています。お客様に対して専任の担当者をつけて綿密なコミュニケーションを大事にし、自社スタッフ一人ひとりが責任と誇りを持ってお客様の看板を製作いたします。
営業時間:9時〜17時
0120-944-599