UV印刷とは？メリット・デメリットを全て解説！

看板製作全国ご対応！
キュービックシティです。

今回は弊社でも看板製作で多用しておりますUV印刷について、そのメリットやデメリットをまとめてみたいと思います！

UV印刷は、多くの看板製作で行われておりますインクジェットシートへ印刷をし、そのシートをアルミ複合板へ貼るといった伝統的な印刷手法と比較していくつかの重要な違いがあります。

まず、UV印刷は紫外線を使ってインキを瞬時に硬化させるため、迅速な生産が可能です。
この特性により、印刷後すぐに次の工程に進むことができ、納期短縮に貢献します。実際に弊社では国内最大規模の看板通販サイトも運営しておりまして、日々非常に多くの看板製作のご依頼をいただきます。その為、インクが早く硬化することは乾くまで置いておくスペースも不要となりますので、非常に効率が良くなります。

一方で、そうした効率性のアップだけではなく、耐摩耗性や耐久性に優れており、特殊紙にも対応しやすい点も大きな魅力です。

しかし、ひとつのデメリットとして、専用のインキや機材が必要なため、導入コストが高くなることがあります。
また、黒インキの発色が薄くなったり、背割れのリスクがあるため、これらの注意点も考慮する必要があります。

UV印刷はメリットばかりではもちろんございませんが、その特性を理解し、用途に応じた素材選びやプロセス管理を行うことで、多くの看板製作を効率良く行えることが可能となりますので、それだけお客様へはより安価な価格設定での看板製作がご提案可能となっております！

今回はそうしたUV印刷についてより詳しく仕様の解説・そのメリット・デメリットをまとめましたので、ぜひチェックくださいませ。

アルミ複合板を使用したプレート看板も全国ご対応で施工までご対応をしております！
看板デザインからもぜひお任せくださいませ！

UV印刷とは？

UV印刷とは、紫外線を使用してインキを瞬時に硬化・乾燥させる印刷手法です。

従来のオフセット印刷やシルク印刷とは異なり、乾燥時間が必要ないため、非常に効率的に作業を進めることができます。

この印刷方法は、特に短納期のプロジェクトにおいて、その利点が顕著に表れます。
通常のオフセット印刷では、乾燥にかかる時間が1日以上かかる場合もありますが、UV印刷ではすぐに次の工程に進むことが可能です。このように、時間を大幅に短縮できることは、印刷業界における重要なメリットといえます。

弊社の場合ですと1日にプレート看板やアクリル看板を数百枚製作するといったことも日々ございますので、乾燥にかかる時間を大幅に短縮できる点は非常に大きなメリットとなっております！

シルク印刷との違いは？

看板業界ではインクジェットシートへの印刷・UV印刷以外にもシルク印刷を用いるケースもございます。

シルク印刷とUV印刷との違いとしましては、シルク印刷はインキを押し付けることで印刷を行う手法で、多種多様な素材に対応できる特徴があります。
たとえば、紙だけでなく、布やガラスなど、多くの素材に印刷可能です。
また、同じ看板デザインで大量に製作するような標識であったり、全国展開されている店舗様などで共通でご使用されれる看板などはシルク印刷がより安価で製作が可能です。

一方、UV印刷は瞬時にインキが硬化するため、特に短納期のプロジェクトに向いています。
しかし、シルク印刷の柔軟性には劣る部分もあるため、対応できる素材を選ぶ際には注意が必要です。

UV印刷のメリット

UV印刷のメリットをあらためてまとめますと、オフセット印刷と比較して多くの利点がある点にあります。

特に生産性の向上が期待でき、短納期での対応が可能です。乾燥時間がほとんど必要ないため、印刷工程を迅速に進められます。
また、印刷物の仕上がりも高品質で、耐久性が要求される商品でも優れた性能を発揮します。

このような特性が、UV印刷を選ぶ多くの理由となっています。

メリット1・瞬時に乾くため短納期に対応

UV印刷の最大の強みは、瞬時に乾燥することです。
オフセット印刷では乾燥に時間がかかり、目的の納期を守るのが難しいケースも少なくありません。
しかし、UV印刷ではインキが瞬間的に硬化されるため、次の工程にすぐに移行できます。この点が、特に急ぎの印刷案件において非常に有利です。

メリット2・パウダー不使用でざらつきや変色が起こりにくい

オフセット印刷では、印刷後の紙面にパウダーを使用することが一般的です。
そうしたパウダーが原因で、ざらつきや色の変色が生じることがあります。

一方、UV印刷はインキがすぐに乾燥するため、パウダーを使用する必要がなく、これらのトラブルのリスクを大幅に低下させます。この結果、滑らかで美しい仕上がりを実現できます。

メリット3・耐摩耗性・耐久性に優れている

UV印刷技術によって得られる耐摩耗性と耐久性は特筆に値します。
インキが固い皮膜を形成するため、オフセット印刷と比べて物理的な攻撃に強く、長期間美しい状態を維持することが可能です。
この特性は、特に商品パッケージやラベルなど、頻繁に取り扱われる製品にとって非常に重要です。

もちろん看板業界においても耐久性に優れている点は長くご使用いただく看板にとって大きなメリットとなります！

メリット4・インクを吸収しない特殊紙にも印刷できる

特殊紙への印刷が可能である点もUV印刷の大きなメリットです。
オフセット印刷ではインクが吸収されることが前提ですが、UV印刷では特殊紙やラミネート加工された紙にも適用できます。
例えば、PETやPPのような素材にも鮮やかに印刷ができるため、デザインの幅が広がります。この特性により、商業印刷や独自のプロモーションツールの制作にUV印刷は特に向いています。

看板業界でもPP板を活用した看板は非常に多くの需要がございますので、UV印刷を導入することでそうした看板の製作スピードが大幅にアップさせることが可能です！

UV印刷のデメリット

UV印刷には多くのメリットが存在する一方で、いくつかのデメリットも挙げられます。

特に、コスト面や品質に関する課題は高品質な看板をどこよりもお安く！
といった点をモットーとしております弊社にとって重要なポイントです。

ただ、デメリットを把握しておくことは、UV印刷を利用する際に適切な判断を下す上で役立ちます。
ユーザーが抱える問題を理解することは、より良い選択を行うためにも重要です。

デメリット1・価格が高い

UV印刷で使用されるインキや機材は、一般的なオフセット印刷と比較して高価な傾向があります。

インキが瞬時に硬化するための特別な成分が含まれているため、その分コストが増加します。
また、UV印刷専用のロールやブランケットなども高価であるため、全体的な印刷コストはオフセット印刷よりも高くなるケースが多く見られます。

この価格面のデメリットは、小規模な印刷業者にとっては特に厳しい要因となることがあります。

その点、弊社の場合は当サイトのキュービックシティはじめ、看板通販サイトのサインシティなど様々なWebサイトにより看板製作や施工・通販と幅広く展開することで日々多くの看板のご依頼をいただけております。
そうした大量の看板製作を行うことで、UV印刷のコストのデメリットを超える大量の看板を素早く製作することが可能なUV印刷のメリットを活かすことが可能です！

デメリット2・黒インキの色が薄くなりがち

UV印刷のプロセス中、黒インキは特に注意が必要です。
インキに含まれるカーボンがUV光を吸収する特性があり、それが原因で印刷された黒が薄くなることがあります。この現象は特に、濃い色を求められる印刷物において顕著です。

そのため、黒を多く使用したデザインの場合、濃度を調整する工夫が求められることがあります。
これに失敗すると、品質に影響を与えてしまうことがあります。

デメリット3・背割れしやすい

UV印刷は、印刷したインキが固体として表面に残る特性を持っています。これにより、折り曲げた際に「背割れ」が生じるリスクが高まります。

特にパッケージやパンフレットなど、折りたたむことが前提となる製品においては、背割れが目立つと商品の価値が損なわれる恐れがあります。こ
の問題は、UV印刷を選択する際に考慮すべき重要なデメリットであり、設計段階からの配慮が必要でしょう。

その点、我々の看板業界では基本的には壁面へのプレート看板はじめ看板の多くは平らな面で製作する広告物となり、設置後も折りたたむようなことはない為、UV印刷のデメリットの一つである背割れリスクは影響が少ない業界となります。

UV印刷の注意点

UV印刷を利用する際には、いくつかの注意点があります。
まず、インクが瞬時に硬化するため、導入する機械や技術が専門的なものとなる場合が多く、操作に慣れたスタッフが必要です。このため、十分なトレーニングを受けた技術者の確保が重要です。

さらに、UV印刷特有の独特な臭気が生じることも考慮すべきポイントです。インクが硬化する際に出る臭いは、多くの場合時間とともに軽減しますが、完全に消えるわけではありません。食品関連のパッケージなどに使用する際は、臭気が移ることを十分に考慮する必要があります。

また、カラーの選定においても慎重さが求められます。特に黒インキに関しては、印刷材料によって色が薄くなりがちで、希望する強度が出ないことがあります。そのため、特に黒を多用するデザインの場合、予めポイントを考慮した上での調整が必要です。

このように、UV印刷にはさまざまな留意点が存在します。

その点、弊社では1990年より看板業界で様々な業務を展開しておりますので、様々な知見をもった熟練の技術者も多数在籍しており、自社工場を構えておりますので、技術面や技術の継承・そして臭気といった注意点は設備も自由に入れることが可能な為、クリアできる体制を実現しております！

UV印刷がおすすめの製品・用途

UV印刷は、その特性を生かしてさまざまな製品や用途での活用が期待されています。
まず、特に短納期が求められる印刷物に最適です。印刷後すぐに乾燥が完了するため、迅速に納品が可能となります。この特性は、販促物やサンプル印刷など、急な注文を受ける企業にとって大きなメリットとなるかと思います。
実際に弊社では短納期での看板製作のご依頼も非常に多くいただきますので、看板業界ではUV印刷は非常にメリットが多い印刷方法となります。

また、UV印刷は特殊紙や光沢紙にも対応できるため、高級感を重視した商品にふさわしい方法です。例えば、パッケージデザインや高級なパンフレットなど、視覚的な訴求力が必要となる印刷物において、UV印刷の利用が増えています。このような印刷物では、色の鮮やかさが求められるため、UV印刷の特性が活かされます。

さらに、UV印刷は耐久性や耐摩耗性に優れているため、出荷する商品や長期間展示する広告物にも適しています。特に店舗のPOPや我々が行なっております看板などの屋外広告など、環境にさらされる印刷物においては、その強度が重要です。これらの用途においても、UV印刷の利点が大いに役立つことでしょう。

このように、UV印刷は多様な製品や用途に適応できる印刷技術であり、特に短納期、特殊紙、高級感、耐久性が求められるプロジェクトにおいて、その存在感が際立ちます。

まとめ

UV印刷は、従来の印刷方法に比べてさまざまな利点を持つ現代的な技術です。
瞬時に乾燥する特性や特殊紙への対応力により、高品質な印刷物を短納期で提供できる点が大きな魅力とされています。特に、パッケージデザインや販促用ツールなど、視覚的なインパクトが求められる分野でその効果を発揮します。

また、環境に配慮した材料が使われることが多く、人体に優しい印刷方法としても広がりを見せています。これらの特徴は、エココンシャスな消費者に支持され、業界全体のトレンドにも影響を与えている状況です。

ただし、デメリットも存在します。価格が高いことや、黒インキの色合いによる課題、背割れなどの問題も考慮しなければなりません。これらの要点を押さえた上で、UV印刷を選択することで、効果的な印刷物を実現することができるでしょう。

今後も、技術の進化に伴い、UV印刷はさらに新しい可能性を見出すことが期待されます。
弊社では看板業界では数少ない全国ご対応での看板施工を実現しており、現在全国の拠点にてUVプリンターも合わせて50台の大型インクジェットプリンターを保有しております。
常に新しい技術を取り入れることで、よりキレイな状態が長続きする高品質で、かつどこよりもお安いお値打ち価格での看板製作をできるよう取り組んでいきたいと思います！

ぜひ看板のご相談は弊社へお気軽にいただきましたら幸いです。
よろしくお願いいたします！

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