デザインを自分で作成する場合のポイント（整列編）

はじめに：整列とは

イラストレーターではオブジェクトやアンカーポイントなどパスや添付画像なども整列させることが出来ます。

ウィンドウから整列ウィンドウを開こう

画面上部メニューのウィンドウから整列を選びます。
整列ウィンドウが表示されます。

対象のオブジェクトを選択して整列の各項目を選ぶと選んだ項目内容のように整列させることができます。
文字やロゴなどをバランスよく綺麗に素早く揃えたい場合や、アンカーポイント同士のズレを修正したい場合など状況に合わせて使用します。

整列項目を確認しよう

整列にはいくつかのパターンがあるのでひとつひとつ確認していきましょう。

水平方向左に整列

一番左のオブジェクトの左側に合わせて選択したオブジェクト全てが左に揃います。

水平方向中央に整列

選択したオブジェクトの水平中央になる位置に合わせて全てのオブジェクトが中央に揃います。

水平方向右に整列

一番右のオブジェクトの右側に合わせて選択したオブジェクト全てが右に揃います。

垂直方向上に整列

一番上のオブジェクトの上部に合わせて選択したオブジェクト全てが上に揃います。

垂直方向中央に整列

選択したオブジェクトの垂直中央になる位置に合わせて全てのオブジェクトが中央に揃います。

垂直方向下に整列

一番下のオブジェクトの下部に合わせて選択したオブジェクト全てが下に揃います。

分布項目を確認しよう

整列と同じように「オブジェクトの分布」でも均等に並び替えが可能です。
こちらの機能を使用するにはキーオブジェクトを設定すると使用しやすくなります。
キーオブジェクトは整列のする際の軸となるオブジェクトで設定するとそのオブジェクトに対して指示した整列をします。

3つのオブジェクトを選択した状態でさらに選択ツールで青の丸を選択します。
青の丸に太い選択ラインが表示されます。（図中央）これがキーオブジェクトです。
水平方向中央で整列するとキーオブジェクトの青丸に対して中央揃えになります。

キーオブジェクトを設定すると間隔値の設定が出来るようになります。

オブジェクトの分布

オブジェクトの分布にはオブジェクトの整列と同じようにいくつかの種類があり、間隔値を設定するとより正確に整列できます。

左から

• 垂直方向上に分布
• 垂直方向中央に分布
• 垂直方向下に分布
• 水平方向左に分布
• 水平方向中央に分布
• 水平方向右に分布

等間隔に分布項目を確認しよう

等間隔に分布で均一に間隔を設定することも可能です。

等間隔に分布

等間隔に分布はオブジェクトのサイズに関わらずオブジェクト同士の間隔を均等にする機能です。
キーオブジェクトを設定しない場合は左右のオブジェクトを端とした場合の等間隔になり、
キーオブジェクトを設定すれば設定した数値の分だけ間隔が空きます。

異なる大きさの円を青丸をキーオブジェクトに設定して間隔値を30mmに設定、
水平方向等間隔を適用の場合。

整列場所を指定しよう

右下の整列は選択したオブジェクトがどこで整列するかを指定できます。

左から

• アートボードに整列…アートボートに対して選択したオブジェクトが整列します。
• 選択範囲に整列…選択したオブジェクトが整列します。
• キーオブジェクトに整列…キーオブジェクトを軸に選択したオブジェクトが整列します。

まとめ：整列や分布を活用してデザインのクオリティをあげよう！

整列や分布は正確に位置を設定したりちょっとしたズレを修復したい場合など便利な機能です。
全体のレイアウトをバランスよく綺麗に見せることでまとまりのあるデザインにも活用していきましょう。

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