看板をつけるのに制限があるの？

はじめに:看板は自由に設置できるのか？

好きな場所に好きな大きさの看板をつけようと思っている方、看板設置には様々な制限があります。

看板の大きさ・色、その他様々な制限があります

看板を設置するにも、好きな位置に好きな大きさの看板をつけられるわけではありません。例として福岡市でみると「商業・沿道系地域」において建物に直接設置する壁面設置広告物は壁面面積が1000㎡未満の場合、１面あたりの壁面面積の1/3かつ50㎡未満と決まっています。行政や地域によって条件は異なりますが、屋外広告物条例による大きさその他の制限があり、その他立てる場所によっては景観条例による色彩の制限等あったり、高さ4ｍを超える広告塔だと建築確認申請をうけなければならない工作物となりますので、しっかりと事前調査したうえで設計しなければなりません。

看板を設置する場合申請が必要です

看板をつける場合、各行政への申請（事前審査あり）が必要となります。そこで様々なチェックを受けて問題なければ設置できる状態となります。但し、面積が5㎡未満の場合申請不要などその地域によりますが、大きさによっては適用除外となる場合もあります。

看板は定期的にメンテナンスが必要です

看板つけたし役所への申請も終わった、もうなにもすることはないな～、ではいけません。仮に取り付けた看板がすぐに落下したとするならばそれは設計に問題があったり取付不良など取付業者の責任が大きいと思われますが、設計通りにしっかりと取り付けられてもその状況が永遠に保たれるわけではありません。看板材料や材料の処理状況によっても耐用年数が異なりまし、例えば海の近くだと車が錆びやすいなんてことも聞いたことあると思いますが、条件によってスピードは違いますが看板は必ず劣化していきます。屋外広告物許可申請を行っている看板ならば、1～3年ごとに許可更新の案内が役所からきます。最近では有資格者による安全点検が義務付けられていますので、有資格者のいる専門の業者に依頼してしっかりと安全点検を行いましょう。また看板の大きさ等により屋外広告物申請の適用除外となっている場合は、日ごろから看板に外れそうなところはないか、錆は出ていないかなどチェックし、不安なことがあればすぐに専門業者に安全点検、修繕などを依頼するよう心がけましょう。

まとめ：看板をつける前には準備が必要です

今回のタイトルは「看板をつけるのに制限があるの？」でしたね。結論としては看板をつけるにも様々な条件があり好きなところに好きな看板をつけれるわけではないということですね。また申請や設置した後の点検・メンテナンスも欠かせないものであります。
キュービックシティ、及びグリーンクロスグループは調査・設計・施工・メンテナンスまで一貫して行いますので看板のことなら安心してお任せください。また昔取り付けた看板が落ちないか心配だ、など看板に関する不安があれば専門のスタッフがお伺いいたしますので、1人で悩まずにまずはお気軽にご相談ください。
次回の記事は齋藤より投稿させていただきます。

看板には継続管理、定期的なメンテナンスを。

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