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画質を一言で説明すると字の通り画像の質となりますがその意味合いを考えると複雑なものになってきます。
今回は印刷に使用する上での画質をご説明していきたいと思います。
画質についての質問は度々ありますが、皆さんの高画質の認識とはどのようなものでしょうか。
見た目がくっきり綺麗なものや解像度が高いものなど捉え方はそれぞれだと思います。
画質を表現するものに「画素数」というものがあります。画素とは「ピクセル」の集合でありピクセルとは小さな点(ドット)のことを言います。
画像はピクセルを集合したものでありピクセル数が多いほどより細かく綺麗な画像の表現が可能になります。
カメラで同じサイズの画像を撮影する場合、「1000万画素」と「2000万画素」では倍のピクセルで表現する2000万画素の方が細かく綺麗な表現の画像になる訳です。
その画素をどれくらいの密度で並べたかを表すのが「解像度」です。印刷物の場合「dpi」という言葉を用います。
dpiとは「dots per inch」の略で1インチ(約25.4mm)の長さにどれだけドットが含まれているかを表す単位です。数字が高くなる程高精細になります。
印刷物ならPhotoshopの場合、300pixel程度に設定するのがいいでしょう。※Photoshopの解像度はpixel/inch(pixels per inch)でdpiと同じ扱いになります。
印刷の際に画質が低いと見た目が粗くなりがちです。
一般的な写真サイズ(L判:89mm×127mm)やPCで綺麗に見えても看板のようにかなり大きく印刷する場合、もとのサイズを引き伸ばすので画質は粗くなります。
そのためPhotoshopデータなら作成時、写真なら撮影時の設定で解像度を高くしておく必要があるのです。
元が小さい画像の解像度が72pixelでサイズを変えずに300pixelに変換してもデータが重くなるだけで画質は変わらないわけです。
画像を使用する目的がはっきりしている場合は、最初の設定で解像度を高く設定してください。
カメラの場合は撮影モードの設定で、フォトショップなどの画像加工ソフトであれば解像度設定数値を高くして作成してください。
余談ですが私がPhotoshopでデザイン制作する場合、ロゴなど大きめに作成したり、使用用途の小さいサイズのWEBバナーなども広告などの印刷物に使用できるように大きいサイズで作成することが多いです^^
後から使用することになった為に手持ちの画像が小さくて粗くなってしまうという方はちょっとした裏技があります。
あくまで「ちょっとした」なので効果は低いですが、Photoshopで画像の解像度のみを高くした上で、フィルターメニューのシャープからアンシャープマスクを選びます。
シャープはぼやけた部分や輪郭をくっきりさせることが出来る機能なので、粗くなった部分をくっきりさせることで「ほんのり」粗さを和らげることができます。
逆にやりすぎると粗さにシャープがかかりすぎてガタガタが強調されてしまうので気持ち程度にしておきましょう。
上記で説明したように元の画像が小さいと高画質にするのは厳しいです。だからと言って画質が必要以上に高すぎてもデータを圧迫したりPC作業が重くなる原因になってしまいます。
どんな用途に使用するか考えて最適なサイズのものを用意して印刷しましょう。
画質がわかりにくければ原寸サイズで一部をプリントして確認するとわかりやすいですよ。
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