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あなたがラミネートと聞いて一番に思い浮かべるものは何でしょうか。一番に思い浮かぶのは病院の診察券などに使われているパウチラミネートではないでしょうか。家庭などで紙をプラスチックフィルムで挟む簡便なもので、広く普及しています。看板の場合はパウチラミネートのような熱にによるラミネート(ホットラミネート)ではなく、圧着によるコールドラミネートを使用します。看板にも種類は違えど、様々な種類のラミネートを使用しています。今回はそんな看板用ラミネートについて説明したいと思います。
ラミネートを使用することで得られるメリットとして一番に挙げられるのは、メディアの保存性を高めることです。メディアを剥き出しにしていると様々な問題が降りかかります。看板近くで起きる竜巻、豪雨、大爆発!!…なんて大げさなものではありませんが、印刷したメディアは酸素、湿度、光(紫外線)のような当たり前の事であっても劣化に繋がってしまいます。こういった問題を少しでも抑える為に、ラミネートフィルムを使用して遮断します。
ラミネートを使用していないとすぐに色が褪せてしまうわけではありませんが、日を追う事に徐々に劣化していきます。ラミネートを使えば劣化を100%防げるわけではありません。しかし、劣化の侵攻を抑え長持ちさせる事ができるので、ラミネートをしたものとしていないものを比べると日を重ねるごとにどんどん差がはっきりとしてくるのです。
看板のラミネートと言っても様々な種類があります。表面に光沢のある写真のような鮮やかさが特徴の“グロスラミネート”、逆に光沢を抑えてあり照明や光による乱反射を防ぐツヤなしを施した“マットラミネート”は使用すると仕上がりが落ち着いた感じになります
ラミネートによってどれくらいの期間メディアを守ることが出来るのかという特徴があります(屋外耐候性)。パッと見ただけではほとんど違いはありませんがよく見てみると厚みや色にも少なからず差がありますし、特殊な仕様になっているものもあります。例を挙げると、ホワイトボード用マーカーで記入したものをイレーサーで消すことが出来るラミネートであったり、床に印刷物を貼る際に使用する分厚くて丈夫なラミネートがあったりと多種多様です。
ラミネートはメディアをただ保護するだけではなく、デザインの見え方、雰囲気も変えることが出来ます。ツヤの有り、無しでガラッとイメージも変わるので自分の中のイメージにあったラミネート選びをしましょう。たくさんの種類の中でどれを選んでいいのかわからない場合は一度看板の事を熟知している人に相談してみると適切なラミネートが見つかると思います。
看板を設計・デザインから施工・撤去・処分までトータルで製作できる看板屋です。キュービックシティではデザイン・製作・施工・撤去処分をそれぞれの看板のプロが揃っています。お客様に対して専任の担当者をつけて綿密なコミュニケーションを大事にし、自社スタッフ一人ひとりが責任と誇りを持ってお客様の看板を製作いたします。
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