更新
更新
看板製作には大型プリンターが欠かせません!昔ながらの看板製作といえば、ペンキで塗ったり、描くことが主流でしたが、今では大型インクジェットプリンターがかなり普及しているので、看板の大きな表示面も大型プリンターで印刷します。看板の場合、印刷する用紙(メディア)の幅が1メートル以上のものがほとんどなので、かなり大型です!大まかな構造としては家庭用プリンターとほぼ同じと言えますが、看板用となると使用するインクが大きく異なります。今回は看板印刷用のプリンターに使用するインクの種類についてお話したいと思います。
屋外に設置される看板は常に日光を浴び、風を受け、雨に打たれ…常にダメージを受けています。これらの影響で色が落ちてしまったりインクが溶けてしまっては看板として機能しません。そこで必要になってくるのが色が飛びにくいインクです。インクにもいろいろと種類があるので使用するものに対応したプリンターを選ばなければなりません。
次に、印刷する素材の事を考えなければなりません。看板と一口に言っても様々な種類があります。居酒屋の前に置いてある光る看板もあれば布を張ったようなバナーと呼ばれるものも看板です。これらは全て素材が違っており、それぞれ印刷方法が違います。印刷に使用するインクの量であったり、プリンターの温度、インクの乾燥にかかる時間であったりと細かく設定が出来ないと印刷のクオリティが落ちてしまいます。
看板製作に用いられるプリンターのインクとして代表的なものとして水性インク、溶剤インクがあります。最近では水性インクの亜種のような立ち位置のラテックスインクも広く使われるようになりました。
水性インクの特徴はなんといっても鮮やかな色彩の表現力です。非常に発色が良く他のインクと比べてみると差がハッキリとわかるほどです。反面、水性という特性上水に弱く顔料も耐久性が無い為、色もすぐに飛んでしまいます。いくらラミネートなどで保護しようにも使うのは屋内用のポスターなどに限られてきてしまいます。
水性インクが水と顔料を混ぜたものに対し、溶剤インクは有機溶剤と顔料を混ぜたインクになります。溶剤インクは印刷物の表面を侵し、顔料が喰いつく事によって顔料が定着して高い耐久性を持ちます。印刷後に乾燥させなければならないため印刷物をすぐに使用することは出来ませんがとても長持ちします。物にもよりますが屋外で約3年程の耐久性を持っており、ここにラミネートを使用することでさらに長く使用することができます。(使用する環境により前後します)
ちなみに、社内で屋外耐久テスト行っています!
最近話題のラテックスインクは水性でありながら溶剤と同等以上の耐水・対候性をもつインクになります。印刷と同時に皮膜を生成するため、高い耐候性を持っており、水性でありながら、中低溶剤インクとほぼ同じ耐久性があります。それでいて無臭であり、速乾性があるといいとこどりのようなインクです。ただ、他のインクに比べると若干ですが色の鮮やかさに欠けると感じる人もいるようです。
看板用プリンターといっても様々な種類があり、看板の使用環境・用途によって使用するインクを変えることでより良いパフォーマンスを期待できます。沢山のプリンターの中から自分の作りたい看板に適したものはどれなのか、迷っていたら一度看板のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
看板を設計・デザインから施工・撤去・処分までトータルで製作できる看板屋です。キュービックシティではデザイン・製作・施工・撤去処分をそれぞれの看板のプロが揃っています。お客様に対して専任の担当者をつけて綿密なコミュニケーションを大事にし、自社スタッフ一人ひとりが責任と誇りを持ってお客様の看板を製作いたします。
営業時間:9時〜17時
0120-944-599