デザインを自分で作成する場合のポイント（図形ツール編）

はじめに：図形ツールとは

イラストレーターでオブジェクト（パスで作成した図形）を様々な方法で作成できますが、多角形などを簡単に作成できるツールが「図形ツール」です。

図形ツールでできること

図形ツールには基本的な円や多角形など様々な形が用意されています。
一つ一つ特徴を確認してみましょう。

長方形ツール

長方形や正方形など頻繁に使われる四角形を作成するツールです。

角丸長方形ツール

角丸の四角形を作成するツールです。角丸（R）の数値は調整できます。

楕円形ツール

円を正円から長円まで自由に作成するツールです。

多角形ツール

色々な形の正多角形を作成するツールで一辺の長さは均一になります。

スターツール

星などの形を作成するツールで点の数や半径の長さを変えることでギザギザの形なども作れます。

看板作成時のサイズの作り方

入稿データをご支給される場合、サイズは指定のサイズで作成する必要があります。

①長方形ツールを選択してアートボードの図形を作成したい辺りをクリックします。

②幅と高さを入力します。幅と高さが異なる場合は「縦横比を固定」のチェーンアイコンを外しておきましょう。

看板は大きいサイズが多いので縮尺が同じなら1/10 サイズなどで作成しても大丈夫です。
※背景はカットラインの境目に台紙の色が出ないようにノビ（塗りたし）が必要になります。

応用編

図形ツールは均一な長さや角度の図形を正確に素早く作成できるツールですが、これらのツールを組み合わせれば簡単にイラストやマークの作成も可能になります。

まとめ：図形ツールを活用して様々な形を作ってみましょう

図形ツールを活用すれば簡単に正確なオブジェクトを作成できます。
イラストレーターの機能でも頻繁に使用するツールでもあり、応用次第で図形ツールにないような形も手早く作成できるので色々試してみましょう。

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ライター：
デザイナー 水野

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