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営業車などに企業の名前が付いているのを見たことがありますか?プリンターなどで印刷したステッカーではなく、車に直接印字したものでもありません。近くで見てみると少しぼこっと浮き出ている文字の形にくり抜いてあるシールだとわかります。他に、家の表札であったり、お店のガラスであったりと様々なところでこういった文字シールを見かけます。これらは全て“カッティングシート”でつくられたものです。
そもそもカッティングシートとはなんなのか、簡単に説明しますと看板やウインドウガラスの装飾などに用いられる粘着剤付きのシートの事です。カッティングシートには様々な種類、色があり用途によって使い分けます。不透過タイプのものもあれば、透過するもの、鏡面のもの、メタリックのもの、木目調のもの、大理石調…他にもまだまだたくさんの種類があり、ここからさらに屋内用、屋外短期から長期というように細かく分かれていきます。
カッティングシートを文字に加工する際にはカッティングプロッタを用意します。プロッタとは本来、建築や機械などの図面データを出力する装置であり、プリンタが点の集合によるビットマップデータによって出力するのに対して、プロッタは直線や曲線の集合によるベクトルデータによって出力します。このようなプロッタのペンをカッターに変えたものがカッティングプロッタです。Adobeのイラストレーターなどを使用して切りたい文字、ロゴなどのアウトラインデータ(オブジェクト化したもの)を読み込ませ、カットします。
文字をプロッタでカットしたら完成!というわけではありません。カットした文字以外の要らない部分、余白をペンカッターや細い針などを使いくり抜く『カス取り』と呼ばれる作業を行います。シートによってカス取りがやり易いものもあれば、厚み・糊の関係でやり辛いものもあります。やり易いシートならどんなものでも簡単に出来るというわけではなく、文字の細かさ・フォントなどでやり易さは変わってきます。
カス取り作業を終えたカッティングシートを実際に貼るためにはもう一手間必要になります。転写フィルムと呼ばれる弱粘着のシートを使用してカットしたカッティングシートの文字を崩すことなく転写します。カッティングシートと同じく転写フィルムにも様々な種類があり、それぞれに向き、不向きがあります。使用するカッティングシート、施工方法に応じて適切な転写フィルムを選択することが作業効率と仕上がりに大きく影響してくるので事前にどんな作業を行うのか考えて選ぶようにしましょう。
ステカやクラフトロボなどの家庭用カッティングプロッタも増えてきました。シートもたくさんのメーカーから様々なものが出ているので、選ぶのも楽しいですね。屋外看板やウィンドウサインに使用するシートを選ぶときは、耐候性のあるものがお勧めです!弊社にて看板・ウィンドウサインの施工を行う方には、オススメのシートをご提案いたします!
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